日銀が7月1日に発表した6月の企業短期経済観測調査(日銀短観)が、2年ぶりにプラスだった。ところが市場は無反応である。ニューヨーク市場の暴落ともいえる大幅下落に飲み込まれたのか、日本の市場も年初来安値を更新する有様である。アメリカ市場の動向のままに動くのは日本に限ったことではないかもしれないが、日銀短観が無視されるというのも情けない話だ。外国市場に左右されるのは日本人が国内市場に投資しないからではないのか。タンスの奥にある現金が日本株に投資されれば、日本経済が主体性を持つことが出来るはずなのだが。